73歳・女性

生きていて良かった、人生は楽しい! 三年前に「肺に影がある」との診断で検査入院、入院してまもなく突然の呼吸困難におちいりました。 酸素吸入など応急手当を受けたのですが、このままでは危ないとの医師の診断で、気管切開を余儀なくされました。 暫くは声が出せなく、筆談での会話が続きました。 気持ちが落ち込み、一番辛い時に肺の検査結果が出て、肺がんと宣告され、即手術が必要との事でした。 「死んでしまいたい」そんな事だけが私の脳裏をよぎっていました。 そんな時に「落ちるだけ落ちたら這い上がれ、希望という糸にしっかりつかまって這い上がれ」とノートに書いて、励ましてくれた方がいました。 気管切開の経過が良く、声が出せる様になり、肺がんの手術後も順調に良い方向に向かい、少しずつ気持ちが落ち着いてきた時に、初めてノートに書いてあった言葉を、素直に受け入れる事が出来ました。 そして「しっかり生きて、もう一度やり直そう」と前向きに考えられる様になりました。 退院後、家でのリハビリに励んでいた頃、小須戸に酵素風呂がある事を友人から聞き、連れて来て貰いました。 「継続は力なり」と昔からの諺がありますが、一回では効果は分からないけれど、通い続ければきっと再発しないと信じて今日まできました。 今では軽い運動をしたり、ボランティア活動にも参加出来る様になり、体力もついてきました。 風邪もあまりひかなくなってきて、免疫力がついてきていると実感しています。 今はスタッフの皆様の笑顔に励まされ、元気を貰っています。今後とも宜しくお願いいたします。